ジ・インターネットはアメリカ、西海岸のヒップホップバンド。
一言でヒップホップと言っても彼らの音楽性の中には、ジャズ、R&B、ファンク、エレクトロニクス等、雑多なエッセンスがふんだんに散りばめられています。
昔からソウルやR&Bを聴く僕らにとっては、明らかに次世代のブラックミュージックだけれども、そのサウンドは相当に気持ち良く響きます。
紅一点ボーカルのシドザキッドの囁くように歌うウィスパーヴォイスと硬質なリズム隊のバランスが良く、このバンドの中心人物であるマットマーシャンズ浮遊感のあるローズ、小気味よいスティーブレイシーのギターカッティングが作るサウンドは、まさに現代進行形のブラックミュージックそのものだと思います。
今回取り上げるのは、そんな彼等の2018年の4thアルバム「HIVE MIND」。
the internetっていう変なバンド名もウィットが効いていて面白いです。
「La Di Da 」等90年代アシッドジャズっぽい雰囲気もあったり、「Stay the Night」メロウな曲もいい感じです。
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