前回に今回もまた引き続きジャズと言われるような分野の話です。退屈ですみません。
ブルーノートレーベルと言えば所謂黒人ジャズを得意としたブルージーな作品が多いのが特徴です。こちらの看板スター、オルガンジャズのジミー・スミスの数多いリーダー作の中から、比較的マイナーな1枚と、VERVEレーベルから王道とは言えないジャズ・ファンク、ソウル・ジャズテイストな1枚のアルバムの紹介です。
さて、オルガンとエレキギター、どちらもサックスやピアノ等、ジャズの王道の楽器と比べると、いくぶん脇役的な立ち位置の2つの楽器パートですが、これらは逆に恐ろしく相性が良く、オルガンジャズというとほんとエレキギターは欠かせないような構成になっていることが多いです。
なのでジミー・スミスの名盤というとやはりギターのケニー・バレルとの共演が、真っ先に思い浮かびます。
’58「Home Cookin’」、”60「Midnight Special」、’65「Organ Grinder Swing」等、どれも渋くブルージーな雰囲気で、オルガンジャズの大名盤と言われているものばかりです。ブルージーですね。
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