他にも70~80年代のいわゆるレア・グルーヴの名盤といわれるレコードには高い確率でギタリストのクレジットにデビTの名前を見つけることが出来るほど、名脇役という立ち位置をほしいままに、そしてジャズやR&Bの黒人音楽という範囲だけに留まらず、白人シンガーのアルバムにも多数参加しております。
キャロル・キングの’73年のアルバム「FANTSY」でもいぶし銀のプレイを聴かせています。これもドラムがハーヴィー・メイソンです。サウンドはもろにニューソウル。昔からめちゃくちゃ好きなアルバムで全曲通して飽きないコンセプトアルバムです。キャロル・キングといえば「つづれおり」が有名ですが、個人的には断然こちらです。
続いてニック・デカロの’74年の名盤「Italian Graffiti」から「Under The Jamaican Moon」。
一聴してそれとわかるオブリガードと癖の強いフレーズが逆に心地よいです。
楽曲のいいアクセントになっていると思います。
2曲続けてどうぞ。
そして最後に、自身の’76年のソロアルバム「ON LOVE」(しかし、なんちゅうジャケット・デザインや)からミニー・リパートンの名曲「LOVING YOU」でのタメとダイナミクスの効いたスウィートでメロウなデビTのギターを聴きながら今日はこのへんでお別れです。
デビT関係のものは僕自身好きなアルバムがたくさんあり過ぎて、また折に触れてちょくちょく紹介していこうと思います。
それでは、また来週。
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