The Ray Mann Threeの2009年のデビュー・アルバムを聴くと、引き算の美学というワードが真っ先に思い浮かびます。
明けましておめでとうございます。
皆さま、お正月いかがお過ごしでしょうか?
我が家は喪中だった事もあり特に初詣に出かけることもなく、早起きしてランニングしてお雑煮頂いて、何ということもなく淡々と過ごしております。
今年はどんな年になるでしょうか?
The Ray Mann Threeはオーストラリアの3ピースバンドで、ギターボーカル、ベース、ドラムのシンプルな楽器編成です。
ジャンル的にはソウル・ミュージックの部類に入ると思うのですが、SSW的な雰囲気もあり、懐かしいイメージのバンドです。
曲もアレンジもシンプルなのですが、音使いが洒落てるというか、音数少なくスカスカ感が逆に存在感を出しています。
まさに、引き算の美学ですね。
少し足らない部分を想像力で聴かせる見せる、音楽だけでなくアートにもファッションにも通じる話かも知れませんが、余白のあるものって魅力的です。
行間を読むというやつですか。
日本にもペトロールズという3ピースバンドがありますが、ペトロールズは3人共がもっとテクニシャンなので、このイナタさはないですね。
ペトロールズは昔2度ほどステージを見たことがありますが、それはそれで、めちゃくちゃ格好良かったです。
そう言えばギターの長岡さんは、年末の紅白歌合戦に星野源さんのバックで今年も出演していましたね。いいギター弾いてました。
琵琶湖にほど近いところで生活しているのですが、湖岸道路を走っていると、例年にも増して湖岸の公園でテントを張ってキャンプをしている方々を見かけます。
1月ですよ。寒いでしょうに。僕は基本的に真冬にキャンプはおやすみです。
そんなわけで、皆さまにとって今年が素敵な年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いします。