こちらにも本格的な冬がやってきました。
トップの写真は、散歩コースでもある近所の琵琶湖岸で撮影したもので、湖面の水しぶきが風で跳ねてそれが凍ってできたまさに自然の造形です。
長い間ここに住んでいますが、このような景色を見たのは初めてです。
今年は、相当寒いって事がわかりますよね。
そんな時期の湖岸の広場でも、ちらほらテントを張っている方を見かけます。
もちろん石油ストーブや薪ストーブをインストールしての事だとは思うのですが、僕自身はこの寒さの中、準備や撤収作業を考えると、なかなか気軽にキャンプでも行くかって気になりません。
虫もいないしストーブでテントの中は暖かく、静かで冬のキャンプは最高だよって言う方の気持ちは勿論分かるのですが、僕のキャンプはある程度、無防備に楽しめる時期くらいまでにしておきます。
なので、冬が終わる3月くらいまではキャンプはお休みですね。
その代わりと言ってはなんですが、この時期は夜にYOUTUBE動画で国内外のキャンプ動画をぼーっと眺めたりしながら過ごしているわけです。
カルフォルニアのYOSEMITE PARKやBIG SURなどの景色をみながら一杯飲むのも悪くない冬時期の過ごし方だと思います。
そんな色々眺めているYOUTUBE動画の中で、「おやじキャンプ飯」という不思議なドラマ?があって、これが最近すごくお気に入りなのです。
明確な起承転結があるストーリー仕立てでは無いのですが、近藤芳正さん演じる元中華料理店の店主が、滞在するキャンプ場での日常。
小津安二郎の映画やR.カーヴァーの小説のような、じんわり描かれる不思議に人間味のある世界観についつい引き込まれてしまいます。
1話20分ほどの動画で、現在6話までアップされています。
どの話も実にしみじみくるのですが、特に気に入りの4話の最後のシーンを上げておきます。
「この街 いいっすね、 ちゃんと家 借りようかなぁ」
「いい不動産屋、紹介してやろうか?」
「なんで 知ってるんですか 」
1
2